



愛知県内の高校を中心に、トヨタグループの女性エンジニアが体験談をもとに
理系キャリアへの理解促進と職業観の育成を支援する『出前講座』。
今回は、トヨタ技術会の協力を得て、
出前講座と実車体験の両方を行うスペシャル版として、
トヨタ自動車のクルマたちとともに明和高校へお伺いすることになりました。
私たちも初の試みに、ワクワクドキドキしながらの出前講座です。
明和高校のみなさん、本日はよろしくお願いいたします!








今日の出前講座を太陽も楽しみに待っていたかのような晴天の中、明和高校の校庭に10台のクルマが続々と集結し始めました。特別仕様車から未来社会を創る、一般発売前のクルマまで、貴重なクルマたちが実際に走って現場入りしたり、大型トラックに搭載されて搬入したりと大忙しです。エンジニアはみな本番を控え、少年のようにはしゃぎながらもエンジンチェックなどの準備に余念がありません。自分たちの技術が結集した、さまざまなクルマたち。「高校生のみなさんにしっかりと技術を伝えること」「イベントを必ず成功させること」という強い責任感のもと、最終チェックを終え円陣を組みます。「よし、やるぞ!」みなさんに早く体験してもらいたい気持ちでいっぱいの様子です。





いよいよイベントがスタートです!まずは先生からの挨拶のあと、トヨタグループの女性エンジニアによる出前講座が始まりました。高校時代から現在に至るまでの話を分かりやすく、かつ熱意を持って紹介していきます。実は彼女、決して理系は得意ではなかったのですが、子供の頃に描いた夢が理系分野だったため、苦手な理系の勉強を続け、夢を叶えたエンジニア。これから文理の進路を考える現役の高校生たちにとって自身の将来を考えるいい機会になったようで、普段聞けない話にみなさん熱中して聞いていらっしゃいました。講座のあとは、質問タイムです。高校生ならではの純粋でまっすぐな悩みに、私たちのほうが勉強させられるような一場面も。とても充実した出前講座となりました。





出前講座が終わったら、いよいよ校庭に出て実際のクルマに触れ、運転する一歩手前まで体験していただきます!スポーツカー、超高級車など、初めて乗るクルマばかり。緊張しながらも、エンジンをON!アクセルを踏む表情は、どこか大人びて見えたり、レーサーのようだったり…。間違いないのは、「誰もが目を輝かせていた」ということです。
トヨタ技術会のエンジニアたちによる、エンジン・HV・燃料電池の違いなどの説明を受けながら、トヨタの「今とこれから」を、実車を通して感じていただきました。
また、パネルを使って仕事のやりがいや自動車開発のリアルを現役のエンジニアが説明します。他のブースでは「50年後のクルマづくり」について一緒に考えたりもしています。実際のクルマたちを目の前にして開発の話を聞くのは、やはり楽しさもワクワクも違いますね。









クルマとバイク、その両方のポテンシャルを併せ持つ、新発想の都市型モビリティ『TOYOTA i-ROAD』も実際に体験していただきます!まだ自動車運転免許を持たない高校生に代わり、先生方が後部座席に生徒を乗せて運転します。おやおや? i-ROADに乗っている生徒さんたち以上に、走らせている先生たちの方が興奮している気がしますよ?
i-ROADは本格的な実用化に向け、『OPEN ROAD PROJECT』を立ち上げ、首都圏エリアで企業と生活者が共同で検証を続けています。近い将来、きっと自在に運転できる日が来ることでしょう。



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- イベントの満足度
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- イベントの理解度
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私はすこぶる数学が苦手だが、だから自分は文系だ、と決めつけるのはまだ早いと思った。来年から留学をする身だが、どんな道に進むことになろうと「英語」はコミュニケーションのツールであると、再認識することができ、留学への決意がより強固なものとなった。
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私は理系の科目が好きですが、得意ではありません。でもトヨタの女性エンジニアの方のお話で、「好きなものならがんばれる」と気付きました。私も、もっと具体的にやりたいこと、好きなものを見つけたいと思いました。
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トヨタグループは車だけでなく、建物や鉄鋼なども作っていて、今思うといろんなところに「トヨタ」「トヨタ○○」というように名前が使われていると改めて感じました。自分は理系に進みたいけど、あまり得意ではなく悩んでいたが、がんばろうと思えた。
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車をつくるだけでなく、エンジニアの話を理解しながら、世界にトヨタの車を広げるという仕事があることに驚いた。ロシアの人工衛星の話はすごい!と思ったので、もっと詳しく知りたいと思った。世界の、日本とは違う特別な法についてもっと具体的に知りたい。
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ものづくりはとてもやりがいがありそうだと思いました。何もない所から、物を作って売り、多くの人に使ってもらうのはすごいと思います。エンジニアは男性ばかりのイメージだったが、トヨタの女性エンジニアの方が楽しそうにお仕事をされて、周りにも思っていたより女性エンジニアがいるようで驚きました。